ジャパンライフの詐欺事件は安愚楽牧場事件を知ることで解決できる!
安愚楽牧場事件とジャパンライフの共通点を説明する予定でしたが、安愚楽牧場で前置きが長くなってしまいました・・・。
当記事は前編の続きです。過去に起こった金融詐欺事件を知ることで、今後投資詐欺にだまされる人がいなくなることを祈っています。
安愚楽牧場の現物まがい商法も情報収集していれば被害が防げた可能性が高い!
安愚楽牧場は破綻する寸前まで出資者から現金を集めていました。
破綻寸前になると、100万円投資すると年間5.3万円の配当+特選ロース800g+JCBギフトカード1万円分ついてきたようです。
和牛プレゼントなら納得できるものの、JCBカードは全く関係ないですよね。他にもメロン2玉とかカタログギフトがついてくることもあったようです。
この時点で「やったー!嬉しい!」と考えるのか「このプレゼントは怪しいぞ」と思えるかが判断の分かれ目だったのかもしれません。
社長の三ヶ尻久美子氏は会社を民事再生させるに当たって謝罪会見を開いています。
内容だけ聞くと外的要因が多そうに思えますが、出資者や畜産業従事者はそうは思わなかったようです。
当時のネットの情報では宮崎で発生した口蹄疫問題。
安愚楽牧場が関与、隠蔽していた可能性があるというソースがあったようです。
また、獣医師しか対応できない家畜への投薬を社員がやっていたり管理体制のずさんさも指摘されていたようです。
また、安愚楽牧場は破綻の原因は口蹄疫と東日本大震災と言っていましたが、資金難になっていたのは2008年からと見られていて、東日本大震災は破綻のきっかけにすぎません。
投資をするときは、しっかり情報収集をしてから行いましょうという教訓です。
詳細は下記をご覧ください。